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2009年09月30日

古野農場の古野隆雄様に聞きました!!

こんにちはicon14icon14

本サミットで講演頂きました合鴨家族・古野農場の古野隆雄様に
サミット参加者からのアンケートで多かった質問を中心に答えていただきました。
三つの質問ですが、日本の現状を非常に考えさせられるお答えでした。
早速!!

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Q1:古野さまが思い浮かべられている今後の展望についてお聞かせください。

A1:いろいろ考えていますが、5つあります。
   ・1つ目として規模拡大があります。地域の中で拡大して地域の人とやっていくことです。
    現在、農業従事者の高齢化が問題となっておりその影響で続けていくのが厳しい方が
    沢山います。そういう方と一緒にやっていければと考えています。
   ・2つ目が農業の楽しさと辛さの実態を伝えたいと思っています。楽しさだけでなく、辛さも
    知らないと続けていけないと思いますので。なので、二次的な情報だけでなく、実際に畑に
    来て体験する機会が作れればと考えています。
   ・3つ目が古野式農業、合鴨農業をアジアの共通技術として広めていきたいと考えています。
   ・4つ目が2050年に来るといわれている食糧問題に向けて、共通技術として広めることと
    併せて何かアプローチが出来ないかと考えています。
   ・5つ目に、日本の農業がすたれていかないように、地域の農業を持続して行えるように古野式
    農業を日本全土に広めて行きたいです。日本の農業は持続性が課題だと思っています。

Q2:古野さまにとって農業とはどんなものですか?

A2:そうですね、自分達が食べるものを作るすなわち自給ということであり、消費者への供給です。
   また、可能性やおもしろさを追求できるものです。

Q3:福岡の課題は何だと思われますか?

A3:福岡というところは、韓国にすぐ行けてしますように、アジアに非常に近く適度に都会です。
   東京に行くより韓国に行ったが近いんですから。なので、アジアの国々とは、上下関係を
   作るのではなく、食に対する問題意識を共有して、共存に向けてお互いに学びあい、
   対等な交流しあうことが必要かなと思います。

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今からの時代を行く上での食・農に対する課題は山積みです。地球に住んでる一人として一人ひとりが
真剣に考えていかなければならないことだと感じました。


古野さま、貴重な時間を割いて答えていただきありがとうございました。  


Posted by 社会起業支援サミット福岡 at 17:50Comments(0)