2009年09月02日

株式会社ハウインターナショナル様に聞きました!!

社会起業支援サミット2009 in 福岡の参加者アンケートに記載されていた質問を株式会社ハウインターナショナルの正田社長にお答えいただきました。
質問は全7つと多かったのですが、丁寧に答えていただきました。

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Q1.
社会起業家の方々の学ぶ姿勢の核にあるものは何ですか?
A.
お世話になった方々、周囲の人たちのお役に立てる自分になりたいという想いが核となっています。
多くの人と出会いその価値観に触れることで、自分の立ち位置や存在意義を日々確認しています。

Q2.
起業にあたって志以外に必要なポイントは何ですか?
A.
「何をしたいのか?」を明確に言えることだと思います。それが素晴らしいく、人々の求めることであ れば、応援者がどんどん増えていき、さらにその方たちが代弁者となって人脈が広がっていきます。
しかし、学生にはまず志の高さが必要ではないでしょうか。最近は「自分がやりたい!」「挑戦してやる!」という学生が少ないように感じます。私はその現状を打開すべく、自社でインターンシップを行ったり、積極的に学生とコミュニケーションをとっています。

Q3.
起業する際の苦労話を聞かせてください。
A.
初めの頃は「アジアのシリコンバレーe-ZUKAをつくりたい!」と言っても嘲笑され、相手にされませんでした。しかし、コツコツと事業を続け、一貫した自分の考えを伝えることで、Q2の回答にもあるように信用してくれる応援者が現れました。
しかし、現在も”創業の想い”(自らが一貫して伝えてきたビジョン)と”実際の現状”(利益をだして社員を養わなければならない)とのギャップに苦労しています。

Q4.
今後、社会や世界へどのような影響を与えていきたいとお考えですか?
A.
この飯塚という地方都市から、起業家として立ち上がる人たちがどんどん出る街にしていきたい!そういった人たちが飯塚から世界へ飛び出していってほしい。

Q5.
”地方”であることからITは有力な武器となってくると思いますが、その他には何かございますか?
A.
都市にはない自然を使った農業や水産。ITとそれらの産業を結びつけることでイノベーションが起こるはずです。しかし、私も未だにその明確な答えにたどり着けていません。

Q6.
諦めようと思ったことはありますか?
A.
実はですね、去年とても悩んでいました。社会問題へ対応する前に、社員の生活があるため、
(社会起業としてやっていく) ⇔ (開発企業としてやっていく)
というところで、社内でも内部分裂がおこり退職者まで出てしまいました。私の想いが社員へまだまだ伝わっていないことを痛感されられました。これからまた地道に伝えていこうと思います。

Q7.
起業する際に役に立った制度はありますか?
A.
起業の際に使った一つのテクニックとしては、新規雇用の一年間は給料の半分(今は3/4)を国が補助してくれる制度を利用するため、最初の1年間は名義上は社長を別の方にお願いして、私は社員として始めました。

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自分の志を周りに伝えていく難しさを教えていただきました。しかし、自分の声が周囲の人に届いたときの喜びは苦労を消し去るほどすばらしい瞬間なのだと感じました。
正田社長、お忙しい中貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました。  


Posted by 社会起業支援サミット福岡 at 17:09Comments(0)